とあるStartupに勤めるエンジニアの技術ブログ

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Salesforce Mobile SDK 2.0のドキュメントがアップされたので早速読む

Salesforce.com社の本家のDeveloper BLOGにMobile SDK 2.0の記事(とドキュメント)がアップされていたので、早速読んでみました。

Introducing Mobile SDK 2.0: Flexible Architecture, SmartSync Data Framework, Simplified Getting Started Process

とはいえ、iOS、Androidには手を出していないのでパス。今回読んだのはHTML5の部分だけ。
ForceTK周りも拡張されているようですが、今回の目玉の更新はSmartSync Data Frameworkのようです。SmartSync Data Frameworkはオフラインで動作するアプリ作成を支援するライブラリです。

GitHubはiOS/Android共有のファイルなので下記のリポジトリを参照すればいいようです(ドキュメントに書かれているとおりの場所見るとiOSのほうはファイルがなく、Androidのほうは下記のリポジトリを見ろって書いてあります)。
https://github.com/forcedotcom/SalesforceMobileSDK-Shared

GitHubのリポジトリを眺めてると、ログに「Bye bye Entity Framework, welcome SmartSync」と。なかなかお茶目なコメントですが、名称が変更になったんですね。SmartSnycとしては3つほどサンプルコードが含まれています。どれもHybridアプリ(PhoneGap/Cordova)のサンプルソースコードで、Visualforceページで書かれたものはなく、開発環境準備からとなるとちょっと大変なので動作確認はパス。

オフラインでも利用できるアプリを書くのは結構面倒なはずなのですが、サンプルコードを見るかぎりではかなりスッキリ書けています。CacheModeやMergeModeが指定できるなど結構細かな制御もできるようになっているようです。Force.SObjectを継承してModelを作るあたりはEntity Frameworkだった頃の名残でしょうか。

JavaScriptライブラリとしては、jQuery.js/Backbone.js/QUnit.jsあたりを利用していました。
Intro to Salesforce Mobile SDK: Building Hybrid Apps Webinarの17ページあたりではGoogle Angularは書いてあるけど、Backbone.jsは書いてなかったりするんですけど。

MVCフレームワークのBackbone.jsは基礎知識としてちゃんと勉強しておいたほうがいいってことなんですかね。