とあるStartupに勤めるエンジニアの技術ブログ

Salesforce、テスト関係の技術ブログなどを書く予定

Developers Summit 2018 でパネリストしてきた

はじめに

2018年2月15日に翔泳社主催「Developers Summit 2018」のSalesforce特別トラックでパネルディスカッションしてきました。

【15-F-2】徹底討論!!Salesforceはエンジニアを幸せにするか?Powered By Tokyo Salesforce Developer Group

 徹底討論!!

タイトルとしては「徹底討論!!」ですが、30分に対してパネラーが5名もいたので「徹底討論」にならず、インタビューに近い形式になってしまいました(汗)。

さて、今回の登壇者は、

  • お客様のSalesforce組織をカスタマイズするSIer
  • お客様のSalesforce組織にインストールするアプリケーションを開発・販売しているISV
  • Salesforce Platform上にSaaSアプリケーションを開発・提供しているOEM
  • SalesforceとHerokuを連携したSaaSアプリケーションを開発・提供している事業会社

など幅広くメンバーが集っていたため、各メンバーの立ち位置がわかりにくかったかもしれません。

 

各者各様の立場から話しましたが、共通していたメッセージとしては、

Platformとしての機能が揃っており、少人数で開発できる

 ということだと思います。

ビジネス価値を多く速く提供するための手段として Salesforce を選択しており、ITをツールとして課題解決に重点を置く人にとって良いプラットフォームということでしょう。

まとめ

詳しい内容は、Salesforce MVP の讃岐さんがまとめてくれているので、そちらを見てください!(雑)

最後の質問コーナーでは質問が出てこないのに気を使って、灰色の服の方Salesforce MVP で Tokyo Salesforce Developer Group の現会長の米井さんが質問してくれました。

さすがの質問力でエンジニアが聴きたいと思っていることをずばり表現してもらったように思います。こちらも讃岐さんのレポートに詳しく書いてあるのでぜひどうぞ。

base.terrasky.co.jp

おまけ

Tokyo Salesforce Developer Group の Web サイトにSalesforce特別トラックのレポートはこちらです。

sfdg.tokyo

Enjoy Salesforce!

JSTQB AL(アナリスト)受験してきた

今日はお台場まで JSTQB認定テスト技術者資格 を受験に行ってきました。

昨夏は Foundation Level (FL) を受験したので、今回は Advanced Level (AL) への挑戦でした。

遠い昔の記憶ですが、情報処理技術者試験では空席が目立つことも多かったと記憶しています。
それと比べると、JSTQBの試験は受験率が高いように思いました。
さすがに受験料が4倍するので、なかなか受験を諦めるような人は申し込まないですよね。

試験問題が配られた瞬間、苦笑い。3時間180分にわたる試験だけあって、冊子が分厚い!
アナリスト試験は60問、1問3分かけられる計算なので少し舐めてましたが、問題文が長く読解に時間がかかるのは誤算でした。
最初10問で30分くらいかかっていたので焦りましたが、とりあえず完答できました。

問題文が長くよかった点は、単純な用語の知識を問う問題ではないところでした。
用語の意味を問われると覚えていないと全く分からないのですが、長文問題はなんとなく解けた気になれます(正解しているかは別問題)。

久しぶりの長時間の試験に寝不足気味だったのですが、なんとか集中して取り組めたのは問題文が面白かったからだと思います。長文とはいえ実例を説明するには短い文章の中、実践的な問題になっていた証拠だと思います。

辛かったこととしては、朝10時から試験が始まること、3時間にも及ぶ長丁場、でしょうか。
受験後の気分かのような写真が撮れましたので、載せておきます。
www.instagram.com

結果は2〜3ヶ月後くらいなのでゴールデンウィークまでには合否通知が来る感じですね。

Enjoy Testing!

Salesforce World Tour Tokyo 2017 で登壇してきました

9月26日、27日に開催された「Salesforce World Tour Tokyo 2017」2日目のセッションに登壇する機会をもらいました。
www.salesforce.com

セッション

タイトルは「Salesforce DX 〜Salesforce開発にも継続デリバリーを〜」。
セールスフォース・ドットコム社のエバンジェリスト岡本さんと一緒に登壇させていただきました。

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Salesforce Developers Meetup #15 でLTしてきた

はじめに

2017年7月12日 に開催された Tokyo Salesforce Developer Group の Salesforce Developers Meetup #15 で LT してきました。

www.slideshare.net

今回は、機械学習の技術を活用して、簡単にモバイルアプリの画面自動テストスクリプトが作成できるWebサービスである「Magic Pod」を Salesforce1アプリの自動テストに利用する提案を発表してきました。

www.trident-qa.com

Salesforce1 アプリは、Hybrid アプリとして動作して自作の Web ページを実行できます。
Web ブラウザからもアクセスできるため、Selenium で自動テストできなくはありませんが、Hybrid アプリとして実行したときのみ不具合が発生する可能性があるので、Hybrid アプリとして自動テストを CI したくなります。

そこで、問題となるのは、自社製アプリではない、ことです。
そのため、IDを取得しにくかったり(するために学ぶべきことが多い)、ネイティブアプリを作成していないので Appium などの iOS/Android の自動テストを実現するための技術セットを学習するコストが高くなったりします。

そこで、Magic Pod!
Magic Pod であれば、Hybrid アプリでも iOS/Android の技術セットがなくてもテストスクリプトを作成できるようになります。それ以外でも利用できる点は多いですが、Salesforce ISV/OEM に役立つユースケースを紹介しました。

その他の発表

リリースノート輪読発表

Salesforce Developers Meetup #15 の感想ですが、セールスフォース・ドットコム社の岡本さんからEinstein 関係、TAOドライブ社の米井さんからApex関係、 セールスフォース・ドットコム社の川畑さんから ISVforce/Lightning Bolt 関係のリリースノート輪読発表がありました。

技術系セッション

2017年6月28、29日に米国で開催された TrailheaDX で追加された Trailhead トレイル "Get Started with Salesforce DX" をチームスピリット社の山﨑さん、ウフル社の石川さんで分担して内容を発表してくれました。
さすがに、CLI の操作が多くて、一緒に操作するにはスピードが速かったりとなかなか発表についていけなかったですが、よい発表でした。

むすび

技術系セッションでは、初の試みとして Trailhead を解説してもらいましたが、時間的に少し詰め込みすぎになってしまったようです。発表内容としては面白くて資料も役立つものなので、もう少しやり方を考えていきたいと思いました。
また、今回は LT がいつもよりも多く4本もありました。この調子で次回以降も発表者がたくさん集まるといいですね。
最後になりましたが、発表していただいた皆さま、ありがとうございました!

おしまい

Tokyo Salesforce Developer GroupのMeetup#14でLTしたらネタが丸かぶりだった件

はじめに

Tokyo Salesforce Developer Group の Salesforce Developers Meetup #14 で LT して、事故ったのでご報告します。
www.meetup.com

事の発端

Advent Calendar でも書いたネタではありますが、開発自体に勢いが出てきていたので、PMD Apex について紹介しようと LT 枠をもらいました。それとは別に運営メンバーの会話の中にセールスフォース・ドットコム社からセキュリティ関係のツールの話をしたい、というオファーを見かけました。このときは、まさかあんなことが起きるなんて思っていませんでした(半分くらい予感はありました)。

そして、事件が起きた

技術セッションも進み、セールスフォース・ドットコム社のマラットさんからセキュリティ診断ツールの発表が始まると、あの文字がすぐに目に飛び込んできました。

PMD

そして、彼は「私のチームが作ってる」「私は ESLint 拡張の方を作っている」「承認がおりたら来週くらいオープンソースとして公開するね」など流暢な日本語で発表が…。

丸かぶりの LT 発表

LT を始める前からネタが丸かぶりで、ただの屍のようになっていた私ですが、壇上に上がらないわけには行きません。
ということで、これが私の発表資料です。

www.slideshare.net

以下、相違点を少し記載しておきます。

  • マラットさんは atom でデモしたが、私は VS Code でデモした(VS Codeのほうが拡張機能の作りがちゃんとしてそう)
  • Jenkins にもプラグインがあるよ(こっちのスクリーンショットとかのほうが良かったかも)
  • ルールセットを翻訳してみてる(著作権問題とかあるから悩ましい…)

それはさておき

Salesforce Developers Meetup #14 の感想ですが、Salesforce MVP の吉川さんから Apex&Visualforce、チームFLECTのお三方から REST APIセールスフォース・ドットコム岡本さんから Lightning についてそれぞれ Spring'17 リリースノート輪読発表がありました。

また、技術セッションではテラスカイ箕輪さんから LockerService をがっつり深堀した評価、上述したセールスフォース・ドットコムのマラットさんが絶賛開発中のセキュリティ診断ツールの紹介などがありました。

どの発表も素晴らしかったです。発表していただいた皆さま、ありがとうございました!

おむすび

最近、PMD Apex の開発がやたら活発だと思ったら、まさかの本家が開発参加しているとは思いませんでした。
そんな開発チームの方の発表を聴けて、今回のMeetupはとてもよかったです。

そういえば、マラットさんにご挨拶できずじまいでした。申し訳ございません。

おすし

ちょうど Meetup の日に私が Salesforce MVP に初選出していただいたこともあり、ケータリングをお寿司にしていただきました!ありがとうございます!!

お寿司、美味しかったです。

あと、シャンパスパークリングワインも用意していただきました!
感謝。

おしまい

CI/CDが好きな奴ちょっと来い

はじめに

2017年2月9日(肉の日)に株式会社チームスピリットで開催されたCI/CD NIGHTに参加&LTしてきました。CI/CDに関連する話題をLTする勉強会+懇親会でCIサービスの旬など面白い話題を聴くことができました。

teamspirit.connpass.com

LT発表

発表したLT資料はこちらになります。

www.slideshare.net

掻い摘んで内容を紹介すると、SeleniumでE2Eテストしたいのであれば、idやclassを適切に振ってあげましょう、という話です。
特に、React.jsではDOMを操作する意識をしなくて済むような仕組みになっています。そのため、意識してidやclassを付けてあげないとDOMベースのSeleniumとは相性が悪くなってしまいます。

そこの辛みを緩和するために、React.jsで作ってSeleniumでE2Eテストを自動化しようとしたときに苦労しないように、どこにidやclassを仕込んでおけばテスト自動化しやすくなるかリストを作ってみました。

あまり良い言葉でリストをまとめることができなかったですが、ブラッシュアップしていきたいと思いますので、優しいご意見・ご要望をお待ちしております。

むすび

CI/CDでどれくらい人が集まるのかと思いましたが、思いの外満員御礼でびっくりしました。登壇者について言えば、こんな感じでした。

「CI/CDが得意なフレンズなんだね!すご〜い!」

あと、懇親会ではピザと寿司が出て、美味しくいただきました!

「たのし〜!」